山中湖村は同村山中の村道沿いに「桂川梁尻公園」を整備した。「子どもたちが遊べる公園」がコンセプトで、スライダーや芝生広場、円形の花壇などがある。 公園は花の都公園入口交差点から東側に約500メートル。広さは約2千平方メートルで、東京電力の所有地を買い取った。 子どもたちが滑って遊ぶことができるスライダーは高さ1・2メートル、幅10メートル、奥行き2・6メートル。芝生広場は広さ約530平方メートルで、公園南側や村道を挟んだ向かい側を流れる桂川沿いには木々が生い茂っている。駐車場は6台分用意した。総事業費は約4,500万円。 公園整備は東京大景観研究室と共同で2018年から検討。公園脇の村道が村内の保育所の散歩コースになっていることから、子どもたちに安心して遊んでもらえる公園をコンセプトに設計を進めてきた。公園の愛称は山中保育所から募集し、「わいわいひろば」を選んだ。 公園は東富士五湖道路山中湖インターチェンジ(IC)から山中湖に向かう途中にあり、村未来政策課の担当者は「村を訪れた観光客らが緑豊かな自然と出合う場所にもなってほしい」と話している。
スライダーや芝生広場 公園整備(山梨日日新聞)