山梨県内では２５日、新たに８５人の新型コロナウイルス感染が発表された。今月の感染者は１６８９人、累計は延べ４１０３人となった。感染が発表されたのは１０歳未満を含む男女８５人だ。このうち２人はクラスターが発生した甲府市の介護施設の入所者だった。また、８５人のうち２回目のワクチン接種を終えていたのは９人、１回目の接種を終えていた人は１０人だった。一方、医療従事者を除き県内で１回目のワクチン接種を終えたのは４２．５２％に当たる３５万１３９３人だ。２回目の接種を終えたのは２８万４４２人で接種率は３３．９３％となっている。２５日午前０時時点の病床使用率は６５．９％だ。県は２４日に入院用病床を６２床増やしたため、使用率は下がったが、政府の分科会が示す「感染爆発」に当たるステージ４の基準である５０％を上回る状況に変わりはない。１０万人当たりの新規感染者数と療養者数も過去最高水準でステージ４となっている。また感染経路が分からない人も５割を超えている。
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