まん延防止等重点措置が9月12日で解除されることを受け、山梨県は県民への協力要請に加え、時短営業や酒類の提供停止といった飲食店への要請の一部を解除する方針です。
長崎知事は9月9日、重点措置の解除に伴い飲食店や県民への要請を緩和すると発表しました。
飲食店などに対しては、時短営業や酒類の提供停止などの要請を解除します。
ただ店内の音楽の音量を下げることや、従業員には不織布マスクの着用を義務化することを新たに求めます。
また、カラオケが出来る施設で8月クラスターが2件発生していることから、カラオケを利用する際は歌う場所を換気扇の下などにすることや、利用者全員に不織布のマスクを着用することを求めます。
一方、グリーンゾーン認証を受けていない飲食店などは、9月26日まで引き続き休業を要請します。
そして県民に求めていた不要不急の外出や移動の自粛は解除します。
学校に対しては、分散登校やオンライン授業などの要請を解除しますが、部活動は必要最小限に留めることや、修学旅行といった学校行事は可能な限り延期するよう求めることにしています。
県内は、9月8日までの1週間の感染者の合計が267人で、その前の1週間と比べると165人少なく減少傾向にありますが、県民には引き続き、基本的な感染防止対策の徹底を呼び掛けています。