株式会社 槙田商店(本社:山梨県南都留郡西桂町小沼 1717 代表取締役:槇田洋一)は、2023年5月15日(月)より南青山の複合文化施設「SPIRAL」に出展します。テーマは「UMBRELLA COLLECTION SERIES 2023」。そこで北欧の巨匠デザイナー Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)とのコラボシリーズから、彼の有名代表作「BERSA」がついに登場です。長傘・折りたたみ傘ともに1柄、3配色。防水・撥水、UVカット加工。新作「BERSA」を中心に、同シリーズの人気デザイン「HERBARIUM(ハーバリウム)」の新色を加えた槙田商店の傘を、都内イベントでは過去最多商品数で展示販売いたします。
北欧デザインナーとの新作コラボ傘「BERSA」の開発背景
槙田商店の傘で最も人気シリーズのひとつが、北欧の巨匠デザイナー Stig Lindbergと、コラボレーションした「スティグ・リンドベリ」です。弊社の創業150周年と、彼の生誕100周年が重なった2016年に、開発プロジェクトがスタート。プリントデザインを織り技法(ジャカード)で表現するため、当初は色の再現性において何度も指摘を受け、製作が難航しました。しかしそれは、彼のデザインが大切にされている証拠でもあると感じ、試行錯誤を重ねた結果、今では多くの人に愛される傘となっています。今回、そんな人気シリーズに「BERSA」が新登場します。新作発表にあたり、彼の代表作であるデザインを手掛けてみたいとの思いから実現しました。またも柄表現や色の再現性で苦労しましたが、そこは生地屋としての経験とプライドがあります。お互いが納得できる形に生地を織り上げ、今回の発表に至りました。 また、お客様からの多くのご要望にお応えし、シリーズ中で最も人気の「HERBARIUM」にも、白地に明るく爽やかな色使いが魅力的な3配色が新登場。リンドベリのデザインと槙田商店の技術力が合わさった、使うことが楽しくなる、心躍る晴雨兼用傘を発表いたします。「UMBRELLA COLLECTION SERIES 2023」の見どころ1. リンドベリの代表作「BERSA」が傘として登場
今もなお、多くの人々に愛されている「BERSA」。槙田商店の持つ織物の緻密な表現力によって、丸みを帯びた特徴的な葉っぱや、葉脈も再現しています。茎の部分には、カットジャカードという技法を用いて、立体感をプラスし、遊び心をより引き立てます。オリジナルカラーのグリーンのほか、ブルーとオレンジの3色展開。温かみや爽やかさなど、それぞれの雰囲気の違いを味わうことができます。いずれも長傘、折りたたみ傘をご用意。UVカット加工を施した晴雨兼用傘ですので、日傘としてもお使いいただけます。
2. 「HERBARIUM」にブライトカラーが新登場
「スティグ・リンドベリ」シリーズの人気No.1デザインに、瑞々しい新配色が登場です。今までのシックな黒地とは対照的に、この時期にぴったりな、明るく爽やかな可愛らしいカラー展開となっております。今回は明るい色をよりきれいに表現するため、糸の色使いを、通常の4色に1色を加えた5色にし、織り方を工夫することにより、表現しました。生地屋として挑戦する姿勢や向上心を忘れず、また、明るい色合いを望まれていたお客様の声にお応えするためにも、色の再現性を追求し続け、傘に仕上げることが出来ました。
3.県外のイベントでは過去最多の品揃え
今回は新作の発表に加え、現行商品も充実させています。これまでの倍近くの傘が並び、槙田商店のある山梨県外では過去最多の品揃えとなります。県外のイベントでは初めての商品数です。織物から作り上げられた傘の実物をご覧になりたい方や、これからの季節に向けて新しい傘をお探しの方に、おすすめの機会となっておりますので、ぜひお越しください。
イベント詳細「MAKITA SHOTEN UMBRELLA COLLECTION SERIES 2023」1 会期:2023年5月15日(月)~21日(日)2 時間:11:00~19:003 場所:Showcase (東京都港区南青山5-6-23 SPIRAL 1F)4 メインアイテム:スティグ・リンドベリ「BERSA」、「HERBARIUM」(新色)5 価格:19,800円(税込) このほか、エコバッグは3,300円(税込)~/傘は9,900円(税込)~【会社概要】会社名:株式会社槙田商店所在地:山梨県南都留郡西桂町小沼 1717代表者:代表取締役 槇田洋一(マキタヨウイチ)設立:1979 年URL : https://www.makita-1866.jp事業内容:服地、傘生地、傘の製造・卸・販売
【槙田商店について】「槙田商店」は江戸末期の1866年に創業しました。自社製品のブランド名は「槇田商店」になります。私達の作る生地は、郡内織物の特徴でもある先染細番手の糸を使用した、ジャカードテクニックを活かした生地が特徴です。服地分野では、雑誌『Pen』の日本を代表するアパレルブランド「イッセイミヤケ」特集において、その物作りをバックアップするメーカーとして紹介されました。このほかにも、有名ブランドに採用されるなど、国内外でも高い評価を得ています。また、服地で培った多様な織技術・ノウハウや、傘製品を自社で製造できるという強みを活かし、10年ほど前から自社オリジナルの傘製造を始めました。「織」に着目した、ほかでは手に入らないような織物の傘を、日々作り続けています。生地作りから傘の製造まで一貫して行っており、NHKの番組「デザイン あ」や、マガジンハウス発行『カーサ ブルータス Casa BRUTUS』にも取り上げられました。現在は、都内や県内外のセレクトショップなど、多くの店舗にオリジナル傘を取り扱っていただいています。傘生地作りに興味を持つ、新規の分野との取り組みにも積極的に挑戦。革新的腕時計のベンチャーブランド「Knot」の腕時計のベルトに採用されるなど、傘生地の可能性にトライをしています。
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