山梨県道志村に、村で初めてのコンビニ「ローソン道志店」がオープンしました。これまで村にはコンビニやスーパーがなく、住民は買い物にとても苦労していました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「道志村にできたローソン」について解説します。
Q 道志村って聞いたよ。どんなところなの？
A 道志村は山梨県南東部にある小さな村で、自然が豊かです。今までコンビニやスーパーがなく、買い物がとても不便でした。
Q どうしてローソンができたの？
A 村の人たちが買い物しやすくなるように、村が建物の費用を出してローソンを誘致しました。村が全額出資する会社が運営しています。
Q 今までどうやって買い物していたの？
A 村には小さな商店しかなく、食料品や日用品があまり売っていませんでした。住民は片道30分かけて、隣の町まで買い物に行っていたそうです。
Q ローソンができて、どんなふうに便利になったの？
A お弁当や生鮮食品、調味料などがすぐに買えるようになりました。公共料金の支払いもできて、住民はとても喜んでいます。
Q お店の建設費はどうやって払ったの？
A 建設や土地の整備には約1億2000万円かかりました。村は「過疎対策事業債」という国の支援制度を使って、その大部分をまかなったそうです。
Q 過疎対策事業債って何かな。
A 人口が少なくなった地域を助けるために、国が自治体にお金を貸してくれる制度です。返済の7割は国が負担してくれます。
Q ローソンはどんな工夫をしているの？
A ローソンは、スーパーなどがなくなった地域で、自治体や地元企業と協力してお店を出すことに力を入れています。道志村のローソンもその一つです。
