送り盆の伝統行事「灯篭流し」が16日夜、富士河口湖町で行われました。
河口湖の灯篭流しは、約40年前に始まったお盆の終わりを告げる風物詩です。
例年、約2000個の灯篭を湖面に浮かべますが、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年も一般の参加を取りやめ、関係者だけでの開催となりました。
16日夜は、コロナの終息や大切な人の健康を願うメッセージが書かれた約80個の灯篭が船の上から湖面に浮かべられ、映像はインターネットでライブ配信されました。
参加した人たちは、夏の夜に先祖への思いやコロナ終息を願っていました。