サウナブームを背景に山梨県道志村で、樽の形をした「バレルサウナ」が話題となっている。事業を手掛ける男性は村から全国にその魅力を発信しようと意気込んでいる。バレルサウナは、サウナ発祥の地とされるフィンランドに伝わる樽型のサウナルームだ。北欧では家庭用として使われている。2年前に道志村に移住した吉田拓生さんが村内で事業化した。商品化したバレルサウナは縦横2mの4人用で、材料に県産材を使い、村内の大工が一つ一つ手作りするこだわりの逸品だ。薪ストーブで100℃近くまで温まった室内では、熱した水蒸気を楽しむロウリュも可能で、既存施設では味わえないプライベートな空間を満喫できる。販売価格はストーブ込みで120万円で、年明けの販売開始からわずか1カ月で10台以上の契約が決まったという。
元記事を読む