筑波山を望み、田畑が広がる茨城県桜川市下泉地区。その公民館の広間で2025年12月14日、「大飯(おおめし)祭り」の神事が始まった。
住民十数人の前の祭壇には、大根や白菜などと共に、高さ約30センチもの円すい型に固められたご飯(モッソウ)が置かれている。
普通に盛るだけでは、こうはいかない。専用の木枠にご飯を詰めて成形し、使われる米は約1升(1・5キロ)にもなる。
神事の後、ワラで編んだたすきや大わらじを身につけた「カシマサマ」が現れた。モッソウを食べるそぶりをする宮司に、さらにご飯を差し出す。