山梨県内でも進んでいる妊婦へのワクチンの優先接種についてです。
9月に優先接種が始まった甲府市と甲斐市によりますと、これまでに妊婦からの副反応の報告はないということです。
県は妊婦とそのパートナーなどを対象に、9月上旬から優先的にワクチンを接種できる体制を整えるよう市町村に要請しています。
これを受け甲斐市では9月1日から、甲府市では9月4日から妊婦への優先接種が始まり、6日までに合わせて104人の妊婦が優先接種でワクチンを接種したということです。
甲斐市と甲府市によりますと、接種会場やその後についても、これまでに妊婦からの副反応の報告はないということです。
妊婦約800人がいる甲府市は現在も予約を受け付けていて「妊娠中の感染は重症化や早産のリスクが高まるとされているので、できればワクチンを接種してもらいたい」としています。
なお県内では、9月8日から甲州市や合同で実施する富士吉田市、西桂町、忍野村でも妊婦への優先接種が始まります。