山梨県内では1日、43人の新型コロナウイルス感染が発表された。このうち、ワクチンを2回打っていたのは3人、1回打っていたのは10人だ。感染者の累計は延べ4536人となった。1日午前0時時点の入院患者は223人で病床使用率は60.8%となっている。入院患者のうち重症者は3人、宿泊療養施設の入所者は403人だ。こうした中、甲斐市では1日、妊婦とパートナーを対象にしたワクチン接種が始まった。用意された400人の枠のうち、約110人の妊婦やパートナーが接種を受けた。会場には市内の産婦人科医らも配置され、緊急時や相談に対応する体制が整えらた。一方、富士吉田市と昭和町はそれぞれ1人に対し、誤ってワクチンが入っていない空の注射器を使って接種を行ったと発表した。いずれも健康被害はないといこうとだ。このうち富士吉田市のケースでは、3人の看護師が接種前にワクチンが入っているかを確認することになっていたが誰も気付かなかったという。医療従事者を除き県内で1回目のワクチン接種を終えたのは47.77%にあたる39万2150人だ。接種率は全国平均を1.69ポイント下回り全国36番目だ。また2回目の接種を終えたのは37.65%で30万9137人となった。
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