東京パラリンピックの警備のため東京に派遣されていた山梨県警の警察官が内規に反して宿舎で飲酒し、深夜に外出して市民とトラブルになった問題で、県警には苦情の電話やメールが寄せられている。「最大限の処分を」といった声も含まれているという。
警察関係者によると、派遣されていた「特別派遣部隊」の複数の隊員は、宿舎で飲酒後、29日未明、東京都墨田区内で市民と口論になり、110番通報された。中には風俗店に行った隊員もいたという。一連の行動を受け、派遣されていた約40人が任務を外され、帰任した。
県警には30日深夜から抗議の電話やメールが寄せられた。「腹が立つ」などと一方的に抗議して電話を切るケースも目立つという。