山梨県の長崎知事は30日、会見を開き、4カ所目となる新型コロナの宿泊療養施設の運用を31日から始めると発表した。新たに宿泊療養施設として運用されるのは、中央市山之神の「ホテルルートイン山梨中央」だ。県内4カ所目の宿泊療養施設で受け入れ可能な部屋数は137室となっている。日中は山梨大学の医師と看護師合わせて3人が必要に応じて点滴や酸素投与などを行う。このほか、健康観察のため看護スタッフ2、3人が24時間常駐する。これで、県内の宿泊療養施設は合わせて673室となった。県はこのほか宿泊療養施設を増やすため、複数のホテルと交渉中だという。一方、会見で長崎知事は妊婦とパートナーへのワクチンの優先接種について、来月からすべての市町村で接種できる体制が整ったことも明らかにした。
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