県内では30日、45人の新型コロナウイルス感染が発表された。このうち8人は甲府市内の高校の寮生で、この寮での感染者は合わせて11人となり、市はクラスターが発生したと判断した。45人のうち、ワクチン接種を2回終えていたのは3人、1回終えていたのは8人だった。今月の感染者は2千人を超え2007人となった。このほか、これまでに富士山吉田口登山道にある山小屋のうち、少なくとも2軒で感染者が出ていたことも分かった。関係者によると、先月下旬から今月にかけ、2つの山小屋でそれぞれ従業員1人の感染が判明した。一方、県によると、重症用を除く入院病床と宿泊療養施設の使用率は77.5%だ。県は今後1日100人のペースで新規感染者が出た場合、来月8日には入院できない患者が出る恐れがあるとしている。また、医療従事者を除き県内で1回目のワクチン接種を終えたのは45.49%に当たる37万5995人だ。接種率は全国41番目で平均を2.47ポイント下回っている。2回目の接種を終えたのは29万6682人で接種率は35.90%だ。
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