「富士トラム」に賛同する麓の自治体などが5日、周辺エリアの観光振興を求め、要望書を山梨県に提出しました。
5日は鳴沢村やレジャー事業などを展開する会社の代表者らが県庁を訪れ、山梨県の長崎幸太郎知事に要望書を手渡しました。
県はゴムタイヤで走行する交通システム「富士トラム」構想を発表していて将来的にはリニア新駅と結び富士山周辺道路でもバスとして走らせる新たな2次交通として整備する方針を説明しています。
この実現を期待する鳴沢村は村内にあらたな観光施設の創設などを求めました。
鳴沢村 小林茂澄村長
鳴沢村 小林茂澄村長：
「観光客が少ない一因にはやはり二次交通の貧弱さがある。鳴沢村にも観光客が増えることが期待できるのではないかということで、観光振興に対して少し力を入れようということで要望に来た」
要望をうけ長崎知事は観光振興策を策定するための組織を立ち上げ今後、具体的な内容を検討することにしています。
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