使われなくなった制服の販売会が山梨市中央市で始まりました。
近年は物価高などで販売会の問い合わせが増えているということです。
中央市東花輪にあるこちらの一軒家。
大塚郁弥記者:
「とてもきれいなこちらの制服、通常よりも格安で買うことができます」
行われているのは使われなくなった制服の販売会です。
学生服のリユース販売を行うNPO法人「ユニフォームリサイクリングリンク」が毎年この時期に行っています。
会場には県内の中学校や高校、およそ80校の制服や指定ジャージー、指定カバンなどおよそ8000点が並んでいます。
販売しているのはすべて寄付されたもので、新品の価格と比べて1割ほどで購入することができます。
また汚れや破損があるものなど、ものによっては無料です。
団体によりますと、近年は、制服の高額化やコロナ禍以降の物価高の影響で、問い合わせが増えているといいます。
ユニフォームリサイクリングリンク 坂本吉仁代表理事:
「中学生でも大体数万円、高校生になると全部そろえて10万円近くなるような状況で非常に高額化している現状です」
「ご両親が共働きしているような家庭からも問い合わせが増えていまして、だんだん物価高が影響しているんじゃないかなと感じます」
販売会は事前予約が必要で8日まで行われます。
また、団体では使われなくなった制服や指定ジャージーなどの寄付も募っています。
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