山梨県内でまん延防止等重点措置がはじまってから最初の週末。
甲府駅前の人出は去年の8月と比べると増えていました。
一方で夜の街は閑散とした様子でした。
9月12日までのまん延防止等重点措置で、県は県内すべての飲食店などに対し、休業か時短での営業を要請し、酒類の提供を禁止としています。
携帯電話の位置情報をもとにしたNTTドコモの解析によりますと、8月21日と22日の土日・午後3時時点の甲府駅南エリアの人出は、去年8月の休日平均と比べ、土曜日が9.5%、日曜日が7.4%増加しました。
また、感染拡大前の休日平均と比べても、土日ともおよそ10%の減少に留まり、大幅な抑制には至りませんでした。
そして多くの観光客が訪れる河口湖周辺では、緊急事態宣言の地域を含む県外ナンバーの車が目立ちました。
周辺の駐車場は8割ほど埋まっていて、多くの人が訪れていました。
一方、重点措置が適用され初日の金曜日の夜、甲府市中心街は人通りもまばらで閑散としていました。
甲府市中央1丁目の蔵元居酒屋「谷桜」は通常、午前0時まで営業していますが、午後8時までの時短要請に応じました。
甲府市中心街は休業する飲食店もありましたが、中には店内での飲食を取りやめテイクアウトだけの営業に切り替える飲食店も見られました。
まん延防止等重点措置がはじまった最初の週末、夜の街は閑散とした様子が広がっていました。