山梨県がイベントの主催者に陰性確認を求めたことを受け、確認困難を理由としたイベントでも中止や延期が相次いでいる。 県では不特定多数の人が参加し、事前予約やチケット販売などが必要なイベントについて、主催者側が検査し、参加者全員の陰性を確認した上で開催するよう求めている。 要請を受け、韮崎市の東京エレクトロン韮崎文化ホールは23日に予定していた落語家の独演会を延期した。検査キットの確保や確認のためのスタッフの確保が見通せないことが理由だという。 一方、笛吹市の県立博物館でも31日までに予定されていた講演会など、5つのイベントの中止を決めた。担当者は「感染対策が主な理由だが全員の陰性を確認することが不可能だと判断した」としている。このほか、大月市で16日に予定していた駅伝競走大会も中止となった。
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