戦国武将・武田信玄の名を冠した県の定番土産「桔梗(ききょう)信玄餅」の新商品が話題を集めている。容器ごと食べられる「桔梗信玄餅 極」が2021年末に発売されると、食べやすさとともに「持続可能な開発目標(SDGs)」の観点からも人気に火が付き、年明け以降は開店1時間で売り切れてしまう人気ぶりだ。【駒木智一】
製造、販売する桔梗屋によると、極はプラスチック製容器の代わりにもなか製の容器を採用。従来の信玄餅はプラスチック製容器に入った餅に黒蜜ときなこをかけ、スプーンですくって食べていたが、極は餅ともなか、黒蜜ときなこを丸ごと食べられる。