年末の恒例行事となっているJR甲府駅南口の武田信玄公像の大掃除が20日、行われた。生誕500年の節目にシンボルとしての大役を果たした信玄公像。10人がかりで1年の汚れを洗い流し、きれいに磨き上げた。 台座を含め高さ約6メートルの像にはしごを掛け、洗剤を付けたブラシでかぶとや軍配などを約1時間かけて丹念に洗った。北口よっちゃばれ広場の武田信虎公像とペデストリアンデッキの清掃もした。 市観光課の深井和孝課長は「今年は生誕500年の節目の年。雨風にさらされながら多くの人を見守ってくれた信玄公に感謝を込めて掃除した」と話していた。
生誕500年感謝の一拭き(山梨日日新聞)