新型コロナウイルスのワクチンについて、山梨県の長崎幸太郎知事は、10月上旬までに県内の対象人口の9割以上に接種できる量を確保できることを明らかにしました。
11月までに希望者全員の接種完了を目指します。
これは9月27日に開かれた県議会の代表質問で述べたものです。
県は多くを市町村が担う一般接種を計画的に進められるよう、国に対し確実な配分を働きかけていて、その結果10月上旬までに対象人口の9割以上の人のワクチンを確保できることになったとしています。
県によりますと県内のワクチンの接種状況は9月23日時点で、1回目を終えた人は約52万1000人で、2回目を終えた人は約42万9000人。2回目の接種率は52.26%となっています。
なお県は、今後2回目のワクチンを接種した18歳から39歳までを対象に、食事券が当たるキャンペーンを実施するなど、若年層の接種を加速させたい考えで、11月の出来るだけ早い時期に希望者全員の接種完了を目指すとしています。