メルシャン(本社・東京)は8月31日、甲州市勝沼町下岩崎のワイナリー「シャトー・メルシャン」でワインの仕込み式を行った。 ワイナリーの従業員ら約20人が参加し、神事で良質なワインの完成と作業の安全を祈願。この後、甲府・玉諸地区で収穫した甲州種4トンをベルトコンベヤーに載せて選別。機械で実と軸に分離し、果汁を搾った。 ワイナリーによると、今年は春先から天気に恵まれ、例年より1週間ほど早く生育。仕込みは11月上旬まで2カ月余り続き、例年並みの約640トンを醸造する予定という。 田村隆幸勝沼ワイナリー長は式典で「今年は天候に恵まれ、ブドウの質も期待が持てる。全員でけがなく、品質の高いワインを造っていきたい」とあいさつした。
おいしいワイン醸造へ メルシャンが勝沼で仕込み式(山梨日日新聞)