山梨労働局が昨年度長時間労働が疑われる事業所に実施した調査で3割を超える事業所で違反があったことが分かった。 山梨労働局によると調査対象176事業所のうち違法な時間外労働があったのは31.8%の56カ所だった。このうち21事業所は「過労死ライン」とされる月80時間を超え17事業所が月100時間を超えていた。 労働基準関係法令に違反していた事業所は125カ所で残業代不払いが22カ所、過重労働による健康障害防止措置を実施していない事業所が23カ所あった。労働局は過重労働解消キャンペーンが展開される11月に重点的な監督指導を行う。
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