山梨市の2つの市営団地の自治会から、浄化槽用の水道料を、市が誤って徴収していたことが分かりました。
徴収総額は、計約28万円で、市は早急に返金したいとしています。
山梨市役所によりますと、浄化槽用の水道料を誤って徴収していたのは、小原団地と日川団地のそれぞれの自治会です。
徴収の期間と金額は、小原団地が2004年10月から今年4月の16年間で25万円余り、日川団地が去年6月から今年5月の1年間で2万9000円余りです。
浄化槽用の料金支払いは、下水道工事終了後は不要となりますが、市が工事終了後に自治会に対し、これを伝えなかったため、徴収してしまったということです。
市は、自治会に謝罪し、小原団地に時効となった分を除いた10年分の約15万円、日川団地に全額をそれぞれ返金するとしています。
市の担当者は「大変ご迷惑をおかけして申し訳ない。今後は、施設管理や確認をしっかりと行い、再発防止に努めたい」としています。