富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)の人気ジェットコースター「ド・ドドンパ」で昨年12月から今年8月に乗客4人が骨折していた問題で、同社の岩田大昌社長が31日に記者会見し、新たに5人の負傷が判明したと発表した。うち2人は今年6~8月に首などの骨を折っていた。残る3人も首の痛みなどを訴えているが軽傷という。岩田社長は「負傷したお客様に心よりお見舞い申し上げる」と謝罪した。
同社が8月21日から設置した窓口には30日までに計132件の相談が寄せられた。同社は9月3日付で第三者委員会(委員長・上山信一慶応大教授)を設置し、再発防止と安全管理体制の見直しなどを検討する。【野呂賢治】