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2021/08/31 ,

中部横断道 山梨・静岡間開通に期待の声

中部横断道 山梨・静岡間開通に期待の声

中部横断道の山梨‐静岡間が29日、全線開通した。開通したのは中部横断道の下部温泉早川IC~南部IC間の約13.2㎞だ。全線開通は当初2017年度の予定だったが、地盤の影響で難工事を強いられ3度延期されていた。今回の開通により、山梨県庁から静岡県庁までの所要時間は17分短縮され、約1時間35分になる。ようやく実現した全線開通に、県内の観光地からは期待の声が上がっている。下部温泉郷の旅館「湯宿・梅ぞ乃」だ。全線開通が中京圏や関西圏からの利用客増加につながると期待している。中京圏・関西圏からの利用客はこれまで全体の2割ほどにとどまっていて、旅行雑誌への広告掲載などで利用を促すことを検討している。一方、中部横断道の沿線では企業進出が進んでいる。南部ICの近くには静岡県の物流業・清和海運が物流拠点を建設していて、11月にも稼働させる予定だ。延べ床面積は約3万1700平方mで清水港を使って輸出、または輸入する医療機器を収納する。担当者は清水港周辺では大規模な場所の確保は難しいと説明し、「港から40分の場所に建設できるのは大きなメリット」だと話している。一方、県の担当者は今後の課題として「沿線を素通りされない対策も必要だ」と話している。

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