一般社団法人Reborn-Art Festivalは、8⽉20⽇(⼟)から開幕するアート・⾳楽・⾷の総合芸術祭『Reborn-Art Festival 2021-22[後期]』について、ART/MUSIC/FOODそれぞれの最新情報を発表しました。
また、本⽇よりリボーンアート・パスポートの販売がスタートいたしました!
ART
メイン展⽰エリアとして、⽯巻中⼼市街地に加えて復興祈念公園周辺にも多数の作品が展⽰されます。
新たな展⽰エリアとなる渡波エリアには、[後期]のキービジュアルとなっている、天使の⽻の先に希望の光が灯る⼩⾕元彦による全⻑約6mで現在も制作中の新作彫刻作品《Surf Angel – provisional monument 2》の展⽰が決定しました。
追加アーティストとしては、2018年にも制作された「⾳」のインスタレーション《CIRCLE of MUSIC in the LIFE #2》を展開する⼩林武史に加えて、伊勢⾕友介や2021年にアーティストやキュレーター、そのほか芸術に関わるアジアの専⾨家ネットワークとして結成された「プロダクション・ゾミア」の参加も決定し、全21組の参加アーティストが発表となりました!
【Message from キュレーター 和多利恵津子・和多利浩一(ワタリウム美術館)】
今回の展⽰は、⽯巻中⼼市街地エリア、復興祈念公園周辺エリア、渡波エリアに集中して集められています。
震災から12年⽬、⽯巻市に住む⼈たちの希望を表現しようと作られるのは川俣正の《⽯巻タワー》。Surf Angelと題した⾼さ5mの天使の像は、⽇本を代表する彫刻家、⼩⾕元彦の作品。⼩⾕は「災害時にヘルプにやってきた匿名の⼈たちの救済の姿をこの像に習合させた」と⾔います。また⾵間サチコは変わりゆく海岸の⾵景に注⽬し「新しい⼭⽔」をテーマに独⾃のリサーチと表現により新作に挑戦。現在世界で活躍する加藤泉の⽯像も現れます。
そのほか注⽬の若⼿アーティストたちがサイトスペシフィックな作品を発表。さらに海外からはアジアの注⽬映像作家たちを集めて展⽰するプロダクション・ゾミアやブラジルの2⼈組の壁画作家オスジェメオスが参加します。
MUSIC
⼩林武史とゲストアーティストによる「回復への⾳with White Deer (Oshika)」と題したライブの開催が決定!
ゲストアーティストに、8/21(⽇)スガ シカオ、9/3(⼟)Salyu、9/18(⽇)⻘葉市⼦を迎え、ホワイトシェルビーチから音楽をお届けします。回復の音 with White Deer(Oshika)
何⼈かのアーティストやシンガーとともに、あえてステージなどは組まず《White Deer (Oshika)》の背景の中に⼊り込んでいくような⾳や歌を奏でます。
⼤きな仕掛けに頼らず、⾳楽の粒⼦から再び感情が呼び覚まされ巡ることを⽬指す空間です。
そして、明⽇6/29(⽔)正午12:00よりチケットの先着販売がスタート!
詳細はオフィシャルサイトにてご確認ください。https://www.reborn-art-fes.jp/music/
FOOD
さまざまな「出会い」から⽯巻の⾷の魅⼒を発信していくフードセッション・リーダーズのプロデュースのもと、全国の才能あふれるゲストシェフと共に地元の料理⼈が⽣み出す、⽯巻でしか味わうことの出来ない⾷体験「セッションダイニング」のスケジュールと参加シェフを発表!
さらに、9/10(⼟)、11(⽇)には、和歌⼭「Villa AiDA」オーナーシェフの⼩林寛司と⼩林武史による、⾷と⾳楽のコラボレーション企画の開催も決定。リスペクトし合う2⼈がそれぞれの領域を重ね合い、五感を開き体験する「⾷」を通じて“いのちのてざわり“ を表現するイベントです。
セッションダイニング#1
8/20(土)、21(日)
ゲストシェフ:静井弘貴「Pre’venance」(東京)× 渡真利泰洋(沖縄)
ホストシェフ:木下智也「松ばる」(石巻) …and more!
セッションダイニング#2
8/27(土)
ゲストシェフ:太田哲雄「LA CASA DI Tetsuo Ota」(長野)
ホストシェフ:渡辺千晶「Trattoria del centro nuovo」(石巻)
セッションダイニング#3
9/3(土)、4(日)
ゲストシェフ:井上和洋「Restaurant UOZEN」(新潟)
ホストシェフ:須田修平「ISHINOMAKIまるしん」(石巻)
サポートシェフ:渡邊篤史「ISOLA」(仙台) …and more!
セッションダイニング#4
9/10(土)、11(日)
ゲストシェフ:小林寛司「Villa AiDA」(和歌山)
小林寛司 × 小林武史 <食と音楽のケミストリー>
※イベント実施時間内は、エリアへの入場・作品鑑賞が出来ません
セッションダイニング#5
9/18(日)、19(月祝)
ゲストシェフ:楠田裕彦「METZGEREI KUSUDA」(兵庫)
ホストシェフ:西條貴章「Ciel étoilé」(石巻)
サポートシェフ:佐々木紗矢香「こうめ」(仙台)
セッションダイニング#6
9/24(土) , 25(日)
ゲストシェフ:堀内浩平 (山梨) ×渡邊敏樹「Ichii」(東京)
ホストシェフ:柏山寛大「味彩しん家」(石巻)
サポートシェフ:佐藤強「和み処 男山」(塩釜)
「セッションダイニング」のご予約は、7/16(⼟)よりPeatixにて受付スタート!
詳細は、後⽇オフィシャルサイトにて発表いたします。https://www.reborn-art-fes.jp/food/sessiondining/
この他にも、様々な食のイベントを企画しています。最新情報は随時オフィシャルサイトにてお知らせいたします。
リボーンアート・パスポート
会期中(※休祭日を除く)何回でもアート作品の鑑賞が可能な「リボーンアート・パスポート」、本日より販売スタート!
8/19までは、お得な前売り価格にてお買い求めいただけます。(※宮城県民パスポートは前売り・当日同額です)
>>> いつでもどこでも購入できる「オンライン」パスポートは、ArtStcikerから
>>> 「紙」のパスポートに交換可能な「引換券」は、宮城県内外の取扱店にてご購入いただけます
引換券取扱店舗一覧はこちらからhttps://www.reborn-art-fes.jp/passport/
□ Reborn-Art Festivalについて
リボーンアート・フェスティバルとは、2017年に宮城県石巻市・牡鹿半島を中心に51日間にわたって初めて開催され、豊かな自然を舞台に地元の人々と作りあげた、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しい総合芸術祭です。
石巻・牡鹿地区は、東日本大震災で大きな被害を受けた地域の一つです。ここに、国内外の現代アーティストが訪れ、地域と触れ合いながらアート作品をつくったり、さまざまなスタイルの音楽イベントがあったり、日本各地から集まった有名シェフたちが地元の人・食材と出会い、ここでしか味わえない食を提供したりと、たくさんの「出会い」を生み出す場となります。その「出会い」がきっかけとなり、地域復興や振興につながる様々な循環を生み出すことを目指しています。
【 Reborn-Art Festival 2021-22[後期] 開催概要 】
●名称 Reborn-Art Festival 2021-22
●会期 2022年8月20日(土)〜 10月2日(日)
※休祭日:8月24日(水)、9月7日(水)、14日(水)
●会場 宮城県 石巻市街地(石巻中心市街地、復興祈念公園周辺、渡波)、牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)
●主催 Reborn-Art Festival 実行委員会、一般社団法人APバンク
●共催 宮城県、石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町、株式会社河北新報社、東日本旅客鉄道株式会社 仙台支社
●特別協賛 株式会社木下グループ
●協賛 環境ステーション株式会社、住友林業株式会社、株式会社日立システムズ、三井不動産株式会社、EXELCO DIAMOND
●後援 TBC東北放送、OX仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、エフエム仙台
●特別協力 Reborn-Art Festival 石巻実行委員会
●協力 石巻専修大学、FSX株式会社
●助成 令和4年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業
オフィシャルサイトhttps://www.reborn-art-fes.jp