3日の「桃の節句」に合わせ、甲州市にある重要文化財「
甘草(かんぞう)
屋敷」(旧高野家住宅)で、江戸時代以降のひな人形など約3000点が展示されている。4月18日まで。
江戸時代に建てられた屋敷には、切れ長の目が特徴の「享保
雛(びな)
」などがずらりと並ぶ。友人と訪れた上野原市の会社員加藤里緒さん(25)は「落ち着いた雰囲気の建物の中に、豪華な飾りがあって驚いた。幸せな気持ちになれました」と笑顔をみせた。入館料は大人310円、小中高生と大学生が200円。問い合わせは同市役所観光商工課(0553・32・2111)へ。