山梨県は新型コロナの感染者が最初から自宅療養するホームケアに1人3万円の給付金を出すことを決めた。病床のひっ迫が迫る中、積極的な利用を促す狙いもある。 県によると、給付は今月20日以降の自宅療養者が対象だ。最初から自宅療養するホームケアは1人につき3万円、退院や宿泊療養施設から退所した人の「退所後ケア」が1人1万5千円だ。 また、ホームケアの対象年齢はこれまで40歳未満だったが、「40代、50代でワクチンを2回接種済みの人」に拡大した。 県は給付について、療養期間中の光熱費や、同居人がいる場合の消毒など備品の購入費用を負担するためと説明している。また、十分な医療体制を提供するために自宅療養を促す狙いもあるという。
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