山梨県は18日、商品やサービス、環境など県内のあらゆる地域資源の魅力や付加価値を「山梨ブランド」として発信するサイト「ハイクオリティやまなし」を開設した。県の公式ツイッターなどSNS(交流サイト)とも連動させ、デジタルを活用したマーケティング手法を本格的に導入し、消費者・利用者の関心に沿った売り込みを図る。
ハイクオリティやまなしは、観光や農作物、県独自の感染対策認証「やまなしグリーン・ゾーン認証」など山梨県が高い競争力を持つ情報をまとめたポータルサイト。今後、ブランドの背景にあるストーリーをまとめた記事などを増やしていく。サイトの閲覧数や滞在時間、SNSでの反応などを分析しながら、効果的なプロモーションを進めていくという。
長崎幸太郎知事は「社会全体でインターネットやSNSを活用したプロモーションが選ばれており、山梨県としても効果を高めるためデジタルに大きくかじをきることにした。デジタルの利点を生かし、効果測定をして、消費者の購買行動に結びつくプロモーションをしていく」と述べた。