新型コロナウイルスの影響で収入が減少した世帯向けの緊急小口資金など合わせて100万円をだまし取ったとして、山梨県警は12日、暴力団組員の男を逮捕した。詐欺の疑いで逮捕されたのは、甲府市青沼の指定暴力団稲川会佐野組佐野興業組員=原田浩容疑者(44)だ。県警によると、原田容疑者は去年5月から12月までの間に暴力団組員であることを隠し、県社会福祉協議会から緊急小口資金と総合支援資金合わせて100万円をだまし取った疑いだ。原田容疑者は容疑を否認しているという。県社会福祉協議会は不正対策として、緊急小口資金などの申請者について県警に照会している。
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