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2021/08/12

脱炭素、果樹園から発信 温暖化抑制策「4パーミル」活動広まる 県、6団体3個人へ認証書 /山梨

脱炭素、果樹園から発信 温暖化抑制策「4パーミル」活動広まる 県、6団体3個人へ認証書 /山梨

 農業分野から脱炭素社会の実現を――。地球温暖化の抑制策の一環として、果樹園内の土壌に炭素をためて大気中の二酸化炭素濃度を減らす「4(フォー)パーミル・イニシアチブ」の取り組みが県内で広がり始めている。県はこの取り組みを全国に先駆けて導入。実践した農地や農産物を認証し「環境配慮型」の果樹王国としてブランド化を進める。【梅田啓祐】
 4パーミル・イニシアチブは、世界中の土壌の表層部にある炭素量を毎年0・4%(4パーミル)ずつ増やすことで大気の二酸化炭素の増加量を減らし、温暖化を抑制できるという考え方に基づく国際的な取り組み。2015年12月の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)でフランスが提案し、21年4月時点で、日本を含む623の国や国際機関が参画している。

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