身延町特産のあけぼの大豆の加工品開発などを行う「あけぼの大豆拠点施設」は、あけぼの大豆を使ったモンブラン「Minoぶらん」を開発した。あけぼの大豆の甘さや風味を生かすように工夫したという。 施設によると、あけぼの大豆を使った加工製品はこれまで、シューマイやみそなど総菜を開発してきており、スイーツがなかった。あけぼの大豆の風味が栗に似ているため、開発メニューをモンブランに決めたという。 「Minoぶらん」は、風味を残しつつ口当たりを軽くするため、クリームに練り込む蒸したあけぼの大豆をペースト状にして2回こしている。あけぼの大豆のグラッセものせ、あけぼの大豆を焙煎して粉にした「ソイコティー」も振り掛けた。 1個当たり300円で県内のフリーマーケットに出品していく計画で、来月上旬にはオンラインで予約販売も始める予定。施設の担当者は「あけぼの大豆の風味を引き出せるように工夫した。本来の甘さを楽しんでほしい」と話した。 問い合わせはあけぼの大豆拠点施設、電話0556(42)7015。
あけぼの大豆でモンブラン 「Minoぶらん」開発(山梨日日新聞)