21日開会した9月定例山梨県議会で、県有地の貸付を調査・検証する特別委員会について混乱の末、廃止が可決されました。
21日開会した9月県議会。
長崎知事に近い会派「自由民主党・山梨」など3つの会派は県有地の貸付に関して調査・検証する特別委員会について「廃止すべき」という動議を出しました。
理由は「県有地を巡る裁判の判決が出てから議論すべき」などとしました。
これに対して知事と距離を置く会派「自民党誠心会」の県議は「議会としてチェック機能を放棄している」などと激しく反発しましたが、午後9時前に20対15で動議は可決。
特別委員会は県有地問題の最終報告、つまり委員会としての結論を出さないまま廃止となりました。