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2021/09/21

将棋駒、光る匠の技 都留で企画展 棋聖戦使用駒も /山梨

将棋駒、光る匠の技 都留で企画展 棋聖戦使用駒も /山梨

 藤井聡太王位(19)が史上初の10代3冠を達成して将棋人気が高まる中、江戸時代から平成初期にかけて活躍した将棋駒の名工の作品を一堂に集めた「将棋駒の美―掌中にある匠の技と心」(都留市など主催)が市博物館「ミュージアム都留」(都留市上谷1)で開かれている。藤井3冠と渡辺明名人が対局した棋聖戦などタイトル戦で使われた駒が展示され、将棋駒の歴史と、将棋駒の持つ美術工芸品としての価値を味わえる企画展となっている。26日まで。
 将棋の駒の木地は主にツゲが使われ、御蔵島ツゲ(東京都)、薩摩ツゲ(鹿児島県)が珍重されている。興福寺(奈良県)の境内から木製の将棋駒が発掘され、同時に発見された木簡から1058年ごろまでには駒の原型が完成していたようで、安土桃山時代の公家で能筆家の水無瀬兼成によって制作された「水無瀬駒」は、徳川将軍家や大名の間でも珍重された。江戸期に「清安」「安清」とよばれる名工・集団によって駒の制作方法が確立…

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