中部横断道の下部温泉早川インターと南部インターの間が29日午後4時に開通し、これにより山梨と静岡を結ぶ区間が全線開通しました。
29日に開通したのは、中部横断道の下部温泉早川インターから南部インターまでの13.2キロの区間です。
これにより双葉から新清水までの山梨‐静岡間の74.3キロが全線開通しました。
29日は午後4時の開通を前に身延山インター付近で、長崎知事や地元の小学生などがテープカットを行ったほか、関係車両が通り初めをして開通を祝いました。
中部横断道は山間部の地盤のもろさなどで工事が難航し、これまでに開通が3回延期されていて、当初の計画より4年ほど遅れての全線開通となりました。
またこれにより甲府市から静岡市までの所要時間が約1時間35分と国道52号を利用した時と比べ70分ほど短縮でき、輸出の促進や観光振興が期待されています。