昨年度、山梨県内で寄せられた児童虐待の相談は2108件で過去最多を更新した。県によると、昨年度、寄せられた児童虐待の相談は2108件で、前年度より102件、10.5%増えた。内容は心理的虐待が1092件で最も多く育児放棄が512件だった。虐待者は母親が最も多い42.2%で両親からの虐待も30.8%を占めた。児童側の要因は発達障害や知的発達の遅れ、望まない妊娠・出産が上位を占めた一方、家族状況に関する要因は複雑な家族構成や経済的困窮が上位に入った。相談の増加について、県は啓発の強化で県民意識が高まったと分析している。
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