山梨県内では27日、76人の新型コロナウイルス感染が発表された。今月の感染者は1837人となった。なお、甲府市は26日にコロナで入院治療中だった65歳以上の男性1人が死亡したと発表し、県内の死者の累計は24人となった。また、県は新たに感染者1人を療養場所を自宅に移す「退所後ケア」に切り替えた。県内の自宅療養者は現在2人だ。県内の感染状況を示す指標をみると病床使用率は65.4%で政府の分科会が示す「感染爆発」に当たるステージ4だ。療養者数と新規感染者もステージ4、感染経路が分からない人も5割を超えている。内閣府によると、26日までに県内では44.11%の36万4564人が1回目のワクチン接種を終えた。2回目は34.94%の28万8765人が接種を終えている。一方、甲府市の25日時点の接種率は1回目が40.4%、2回目終了が33%でいずれも県内平均を下回り、樋口雄一市長は「夜間接種や大規模会場での接種を加速する」と話した。一方、異物混入で一部使用が中止されたモデルナ製ワクチンは新たに1会場500回分が問題のワクチンと同じロット番号だったことが分かった。実際に使用されたとの報告はない。
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