甲府市は26日、妊婦を対象にしたワクチン接種について来月4日から行うと発表した。また、大規模会場での集団接種を再開し新たに1カ所追加する方針も明らかにした。対象は市内の妊婦と配偶者や同居家族など約2000人だ。予約は、市のコールセンターで今月30日から電話でのみ受け付ける。一方、甲斐市も市内に住む妊婦380人と配偶者を対象に来月1日に優先接種を実施する方針を示している。会場は、市内の敷島体育館で今月30日から予約を受け付ける。また、甲府市はアイメッセ山梨と甲府記念日ホテルで先月まで行っていた大規模会場での集団接種を来月18日に再開することも明らかにした。25日からは新たに岡島ローヤル会館を会場として追加する。一方、内閣府によると、県内で25日までに1回目のワクチン接種を終えたのは43.07%にあたる35万5986人になった。接種率は全国平均を3.05ポイント下回り、全国43番目になっている。2回目を終えた人は34.39%にあたる28万4204人となっている。
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