富士山の夏山シーズンの終わりを告げる「吉田の火祭り」。
2年ぶりに、通りに松明が並べられ、火がともされましたが、観覧は自粛が呼びかけられています。
「吉田の火祭り」は、毎年8月26日に行われる江戸時代から続く伝統行事で、日本三奇祭の1つにも数えられています。
去年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため神事だけとなりましたが、今年は約2キロの道に、大小計96本の松明が並べられ、午後6時に一斉に火がともされました。
なお、祭りを行う北口本宮富士浅間神社などは、沿道での観覧の自粛を呼びかけていて、露店の出店や臨時の駐車場も用意されていません。
松明の焚き上げは、午後10時頃までで、街はオレンジ色の幻想的な雰囲気に包まれます。