
駅弁の会社と小淵沢駅がコラボレーションし快挙です。
駅の開業120周年を記念し共同開発した駅弁が、JR東日本の駅弁グランプリで総合2位に輝きました。
JR小淵沢駅構内にあるMASAICHI本店。
三浦正則キャスター:
「こちらのお店では店内の中央に駅弁のコーナーが設けられていて10種類ほどが並んでいますが、去年10月に新作の駅弁が完成しました」
それが『小淵沢駅120周年記念弁当』です。
この弁当は去年、味や盛り付けなどを評価するJR東日本管内の人気の駅弁を決めるグランプリで、ウェブ投票の結果、61品の中から総合2位となる「駅弁副将軍」に選ばれました。
丸政 総務部長 店舗営業部長 仁科好喜さん:
「(総合2位で)大変嬉しいかぎりです。小淵沢駅120周年ということなので、それをしっかり祝えるような小淵沢に来られた方に、しっかり(魅力を)発信できるような記念のお弁当を作れたらと開発しました」
記念弁当は地元で駅弁の製造・販売を手掛ける丸政がJR小淵沢駅の駅員約15人から募ったアンケートを参考に作りました。
JR小淵沢駅 風間未紀駅員:
「私は巨峰を使ったデザートをリクエストしました。山梨といったらブドウなので是非みなさんにブドウを使ったものを食べてもらいたいと思ったからです」
出来上がった弁当には小淵沢古代米御飯や甲州ほうとうグラタン、それに風間駅員リクエストの巨峰が入った寒天餅など山梨の味覚を中心にしたバラエティ豊かな10品が楽しめます。
中でも丸政の担当者のおすすめが甲州ワインビーフを使ったシチューです。
三浦キャスター:
「繊維がほどけていくような柔らかさですね。ビーフシチューの苦みとお肉の脂の甘さが非常にマッチしています。上品な仕上がりになっています」
また八ヶ岳を背景にしたパッケージは手前に駅舎が飛び出す立体的なつくりで、遊び心がある仕掛けも楽しめます。
この弁当は2月中旬まで小淵沢駅や甲府駅などで販売されています。
価格は1つ1850円で購入には2日前までの事前予約が必要です。