山梨県は、病院などから自宅へ戻って療養する無症状の患者を支援する「退所後ケア班」を8月24日、立ち上げました。
退所後ケアの対象となるのは、医療機関や宿泊療養施設で療養中の新型コロナの無症状の患者で、本人や家族の同意があり、発症から4日以上経過して医師が重症化リスクが低いと判断した人です。
県は、自宅で療養する患者を医療と生活の両面から支援する「退所後ケア班」を8月24日、立ち上げました。
職員と看護師、計6人体制で、メンバーは患者に渡す血中の酸素濃度を測る装置「パルスオキシメーター」の準備や支援物資の手配に追われていました。
支援物資は、この他コメや菓子、トイレットペーパーなど64品目で、約7日分が自宅に移る際に患者に渡されます。
退所後ケア班の草間聖一班長は「医療体制を守る、安心して療養できる環境を整備していく」と話しました。
県が想定している退所後ケアの人数は、最大で40人程度としていて、早ければ8月25日にも自宅へ戻る患者が出てくるということです。