コロナ患者の急増を受け、山梨県は24日から富士河口湖町に開設している宿泊療養施設を点滴や酸素吸入などができる医療強化型施設として運用を始める。施設の運営を担う山梨大付属病院は23日、施設では24時間体制で最低2人の医師が滞在することを発表した。また、スマートフォンを使って体温や体調などを患者に入力してもらい、その情報を関係者が共有できるようにするシステムを導入し、医師や看護師が必要に応じた対応をする。一方、会見に参加した森口武史救急部長は現在の県内の医療体制は危険な状況にあると訴えた。また、医療体制を維持するために県民に対し、基本的な対策を再度徹底するよう呼び掛けた。
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