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2023/11/07 ,

【SDGs】「もったいない精神から再度調理」フードロス削減 規格外のパンや余った食材を活用するベーカリー

【SDGs】「もったいない精神から再度調理」フードロス削減 規格外のパンや余った食材を活用するベーカリー

SDGsにつながる取り組みとして、食品ロスの削減を考えて行きます。今回は身近な食品の「パン」です。

山梨県甲斐市にある人気ベーカリーは規格外の商品や余った食材を再び加工して新たなパンに生まれ変わらせています。

薫り高いクロワッサンが名物のパンの販売店。

甲斐市中下条にある「きららベーカリー」です。

あんパンといった定番商品や石窯で焼き上げる本格的なピザ。焼き菓子なども含め約120種類が店頭に並び、次々と買い物客が訪れます。

買い物客は:
おいしくてけっこう買わせてもらっている。

1日に約1000個を製造しますが、午後にはほとんどが売り切れる人気店です。

しかし時には売れ残りや、型崩れした規格外のパンが出てしまうことも…

そこで、食品ロスの対策を始めました。

きららベーカリー 渡辺美和さん:
こちらは店頭に販売して売れ残ったバゲット。こちらはもったいないのでラスクに変えています。

ベーカリーの食品ロス対策(1)「再加工」

バゲットなどハード系のパンは、薄くスライスして空焼きし、砂糖や油脂の入ったペーストを塗ります。再びオーブンで焼き上げると…香ばしいラスクになるのです。

渡辺さん:
(ラスクに加工すると)消費期限が1か月ととても長く、保存食としても使える。

一方、菓子パンなどソフトなパンは…

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