静岡ー山梨ー長野を結ぶ中部横断道で未着工の北部区間について、地元である山梨県北杜市の5つの団体が5900人分の署名を添え、県に北部区間の早期着工を要望しました。
中部横断道は静岡県の新清水から長野県の佐久小諸を結ぶ全長132キロの高速道路で、このうち長坂―八千穂のおよそ40キロの北部区間は未着工となっています。
しかし今年7月に国から県に対し北部区間のルート案が示されたことで事業化にめどがたち、17日は北杜市の5つの団体の代表が県庁を訪れ、長崎知事に要望書を提出しました。
要望したのは北杜市期成同盟会や市内の観光や商工団体で、8月から市内で集めた5900人以上の署名を添え、北部区間の早期事業化を求めています。
北杜市期成同盟会会長 上村英司北杜市長:
早期実現に対する思いを長崎知事に要望した。(知事から)「思いは同じ」という話を頂いたので、大変心強く思っている。
北部区間の具体的なルート案は、10月24日から4日間、県の説明会で公表されます。
県内のインターチェンジは北杜市の「道の駅南きよさと」と、「丘の公園」周辺の2か所に設置されることになっています。
元記事を読む