富士北麓の地場産業「郡内織物」の業者と大学生が共同開発した織物製品が完成し、富士吉田市のギャラリーで展示されている。織物製品の共同開発は、東京造形大の教授でテキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん監修のもと、郡内の織物業者と学生が2009年から取り組んでいて、毎年、数十点の新商品が誕生している。参加した学生「テキスタイルを学ぶ身としては魅力的な地域。いろんな世代の人がこの町に来たらいいなと思う」東京造形大学 鈴木マサル教授「学生が考えたものが実際に商品になるめったにない機会。織物産地が活性化して新しい考え方とかが浸透してほしい」今年はワンピースや傘のほか、「吉田の火祭り」や「河口湖」をコンセプトにしたポーチなど約30点が完成した。富士吉田市のギャラリーで展示していて、今月18日、19日に展示商品の販売も行う予定だ。
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