新型コロナ感染者用の病床や宿泊療養施設の病床使用率がひっ迫する中、長崎知事は20日、一部の患者について自宅で療養させると発表した。重症化リスクの低い無症状の患者で、本人や家族、医師の同意があった場合は一定期間、宿泊療養施設に入った後、自宅で療養する仕組みを始めると発表した。看護師が毎日健康観察をするほか、パルスオキシメーターの貸し出しなどを行う。24日から運用を始めるという。さらに富士河口湖町の宿泊療養施設について医師が常駐し、点滴や酸素吸入を行うなど医療体制を強化した施設として24日から稼働させる。このほか千葉県で新型コロナに感染した妊婦が自宅で早産し、赤ちゃんが死亡したケースを受け妊婦へのワクチン接種について体制整備を進める考えを示した。
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