正月飾りなどに使われる「千両」の競りが21日、甲府市で行われ、市場には掛け声が響いた。甲府市の山梨園芸市場では年に一度、正月飾りなどに使われる千両の競りが行われている。今年は茨城県から等級ごとに分けられた約7500本が競りにかけられ、市場には掛け声が響いた。千両は、寒い冬に多くの実がなることなどから、商売繁盛や子孫繁栄の縁起物とされている。山梨園芸市場によると、今年も色合いや実のつきの良い千両が入荷したという。競り落とされた千両は、県内の生花店で1本600円から2000円ほどで販売される。
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