認知度・利用率など6つのNo.1(※1)を持つ日本最大の産直通販サイト『食べチョク』を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋元里奈)は、2022年5月1日付けで経営体制を強化しました。これまで事業戦略や組織設計などを統括してきた取締役の山下がCOOに、開発組織を統括してきた西尾がCTOに、リクルートや大手金融機関で投資やM&Aに従事してきた岩崎がCFOに、生産者サクセスや法人アライアンスを統括してきた酒井が執行役員に就任。また、コーポレートガバナンス強化の目的で、監査役経験の豊富な有本康隆氏、弁護士の五十嵐沙織氏の2名が新たに監査役に就任しています。
産直通販サイト「食べチョク」は、開始から5年半で登録生産者数は7,100軒、登録ユーザー数は65万人を突破し、流通額は2年で128倍に拡大しました。産直農産品の市場は、2024年に3兆5489億円規模に拡大することが予測されており、今後も成長する領域です。スピードを緩めることなく組織や事業の成長をより加速させるため、経営体制を強化し、また採用も積極的に行って参ります。
新経営体制
代表取締役社長 秋元 里奈
取締役執行役員COO 山下 麻亜子(新任)
取締役執行役員 松浦 悠介
執行役員CTO 西尾 慎祐(新任)
執行役員CFO 岩崎 哲也(新任)
執行役員 酒井 勇輔(新任)
監査役 有本 康隆(新任)
監査役 五十嵐 沙織(新任)
監査役 高原 明子
背景
産直通販サイト「食べチョク」は、開始から5年半で、登録生産者数が7,100軒を超え、消費者からは、新鮮で美味しい逸品に出会えるサービスとして評価され、登録ユーザー数は65万人を突破しました。認知度や利用率も業界No.1(※1)となっています。
従業員は100名規模になり、開発組織を中心に2年で約10倍に拡大しました。生産者の利便性向上を目的としたヤマト運輸とのシステム連携や、購入者が複数商品を同時に購入できるカート機能などの開発を重ね、年間の流通額は2年で約128倍に成長しています。
現在、一次産業は、農業従事者の高齢化による離農が進み農業従事者が毎年減少し続けています。また、市場を通して販売する場合、生産者のこだわりが正当に評価されないことや、価格の決定権がなく利益が少ないことから経営を継続しづらいなど、多くの課題が存在します。
一方、消費者においては、応援消費・意味消費の拡大により消費行動に社会貢献性を求める人が増え、産直農産品の市場は2024年に3兆5489億円規模に拡大することが、新型コロナウイルス流行前から予測されており(※2)、今後も成長する領域です。
一次産業を持続可能な状態にするには、生産者自身が価格を決定し、こだわりが正当に評価される「食べチョク」の仕組みが必要です。ここでさらに事業成長を加速させるべく、経営体制を強化しました。
(※1)12社の産直ECサイト(生産者が消費者の自宅へ商品を直送することを特徴とする生産者特化型のECサイト)の中で、「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数」「SNSフォロワー数」「生産者認知度」の6つでNo.1を獲得
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000025043.html
(※2)矢野経済研究所「産直ビジネスに関する調査を実施(2020年)https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2537
新たなポジションに就任した経営陣の略歴・コメント
■取締役執行役員COO 山下 麻亜子
<プロフィール>
京都大学法学部を卒業後マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。マネージャーとして主に消費財・小売業 の全社戦略、新規事業立ち上げやオペレーション改善の案件を主導。社内の人材育成採用にも従事。2020年6月に株式会社ビビッドガーデンに入社。2021年2月より同社取締役。事業戦略の策定や採用、組織設計など全社横断的に管掌。2022年5月より取締役執行役員COOに就任。
<コメント>
2年前、第一次産業や「食べチョク」の可能性に胸が踊り、当社に入社しました。その感覚はより一層強まっているとともに、当社のこれまでの成長は直接的・間接的問わず多くの方々からのご支援のおかげであることを日に日に強く実感しております。
生産者の方がこだわりを持って美味しい生産物を作りそれが正当に評価されること、その生産物が届くことで消費者の方の生活を彩ることを、当社としてより一層のスピードを持って実現していく所存です。
皆さまの期待を超えた価値創造に向けて、事業推進と組織基盤の強化に尽力いたします。■執行役員CTO 西尾 慎祐
<プロフィール>
山梨大学大学院医学工学総合教育部を修了後、SI企業に就職。Rubyエンジニア、開発チームリーダーとして動画配信サービスのフルリプレイスに携わる。2018年3月より株式会社ビビッドガーデンにエンジニア1人目として入社。食べチョクのプロダクト全般において開発方針の策定・実行をリードし、現在は40名を超える開発組織を統括。2022年5月より執行役員CTOに就任。
<コメント>
エンジニア数人で開発をしていた2年前まで、プロダクトに足りないもの、作らなければならないものは明確で、いかに早く目的の機能がデリバリーできるかが最優先でした。
事業が成長し組織が大きくなるにつれ、それだけでは今後のさらなる成長は難しいフェーズに来ています。単にものを作るだけでなく、ビジネスとして最速で最大の成果を出すにはどうすれば良いか。メンバーが増えても開発がスケールするような組織とはどうあるべきか。チームが開発しやすいプロダクトとはどんな状態か。開発を加速させていくために、組織・技術の両面でまだまだ解決しなければならない課題は山ほどあります。
経営陣やチームメンバーを巻き込みながらより良いプロダクトが作れるよう、より一層尽力いたします。■執行役員CFO 岩崎 哲也
<プロフィール>
上智大学卒業。日本IBMを経て、三井住友銀行及びSMBC日興証券の東京及びニューヨークオフィスにて国内外のM&Aアドバイザリー業務に従事。その後リクルートにて投資やM&A案件を主導。2022年5月に入社し、執行役員CFOに就任。
<コメント>
これまでビビッドガーデンを育ててきた全ステークホルダーのみなさまに敬意を表するとともに感謝申し上げます。ビビッドガーデンの成長とともに、色鮮やかな農地が目の前に広がっていく姿や一次産業が元気を取り戻していく姿を想像すると、当社の社会的意義と事業成長を加速させていく必要性をあらためて強く感じます。
私はビビッドガーデンのポテンシャル、強いマネジメント、そしてカルチャーに惹かれ入社しました。また、当社は業界の未来を考え牽引していくリーディングカンパニーとなれると強く信じています。
これまで培ってきた経験を活かし、強固な経営基盤の構築にコミットし持続的な事業成長を支えるとともに、企業価値最大化のために全力を尽くして参ります。■執行役員 酒井 勇輔
<プロフィール>
クラウドワークスにて、エンタープライズ事業の事業責任者として主に大企業向けのアウトソーシング支援を実施。その後FiNC Technologiesにて広告事業と健康経営コンサル事業の責任者を兼任。2020年7月に入社。マネージャーとして、ヤマト運輸との連携や、法人向けサービス「食べチョク for Business」の立ち上げを牽引。2022年5月に執行役員に就任。
<コメント>
入社してから数多くの生産者さんとお話させていただく中で、日本各地に素晴らしい生産者さんと、こだわりが詰まった生産物が数多く存在することを再認識しました。そして、その生産物を求めている消費者も多くいます。
しかし、「広く流通していない魅力的な生産物に出会い、鮮度が高い状態で届く体験」における決定的なスタンダードが確立されておらず、消費者と生産者の間にギャップがあるのが現状だと感じています。
また一次産業の現場で様々な課題に向き合う中で、生産者が適正な利益を得ることができる仕組みをつくることの必要性を日々痛感しています。これらの課題を乗り越えるために今まで以上に強いチームを作り、課題の解決に向けて邁進してまいります。■監査役 有本 康隆
<プロフィール>
化学薬品会社の研究開発主任研究員を経て、2001年からソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)のHQにて勤務。2013年より同社グループ9社の監査役を兼任。2019年7月に株式会社いつも常勤監査役、2020年6月より同社取締役監査等委員に就任。2022年3月より株式会社ビビッドガーデン監査役に就任。
<コメント>
人は食べたものにより構成され、そしてエネルギーを得て生きています。その観点から、食事として摂取する農産物が私たち人を作っていると考えて良いと思います。その重要な生産物を、こだわって作っている生産者の皆さんが正当な評価を受けると共に、こだわって作った生産物をお客様にお届けする仕組みを提供することが、ビビッドガーデンの重要な役割であり中核事業であると理解しています。私の役割は、その事業を支えるコーポレートガバナンスをはじめ会社基礎の整備、構築に貢献することと認識しており、これを役員および社員の皆さんと一緒に推進できれば、私にとって生き甲斐となると考えています。■監査役 五十嵐 沙織
<プロフィール>
弁護士として、法律事務所や株式会社野村総合研究所を経て、2018年からfreee株式会社において勤務する傍ら、2021年4月にTHECOO株式会社の社外監査役に就任。2022年2月より株式会社ビビッドガーデン監査役就任。
<コメント>
昨今では、健康志向の高まりも受け、顔の見える生産者さんから安心・安全な食材を買いたいという消費者のニーズも一層高まってきているのではないかと感じています。私自身もそのような消費者のひとりであり、ビビッドガーデンの「生産者のこだわりが正当に評価される世界へ」というビジョンに共感しています。
私が監査役としてできることは微力ではありますが、ビビッドガーデンの一員として、第一次産業が直面する様々な課題の解決を目指す事業の成長に向けて尽力していきたいと思います。
食べチョクでは、共に事業を成長させる仲間を募集しています
一次産業の課題解決に向けて、私たちと一緒に事業や組織を成長させる仲間を募集しています。エンジニアやデザイナー、ビジネス、コーポレートなど、多くの職種で採用を強化していますので、少しでも興味を持った方や話を聞いてみたいという方は、下記よりご応募ください。
募集ポジション一覧:https://herp.careers/v1/vividgarden■食べチョクが採用を強化する3つの理由
1.前例のないスピードで一次産業に変革をもたらす必要があります。
一次産業の領域は、高齢化による農業従事者の減少や後継者不足の他、市場を通して販売する場合こだわりが正当に評価されず小中規模の生産者が経営を継続しづらいなど、多くの課題に対し一刻も早く手を打つ必要がありますが、全体のごく一部しかまだ取り組めていません。
ビビッドガーデンは、IT企業やコンサル業界出身者などが集まり、一次産業では前例のないスピードで成長し続けてきました。今後もこの成長スピードを緩めることなく強いチームを作るために、経験値のあるプロフェッショナルな人材の拡充が急務です。2. 開発するべきことが山ほどあります。
生産者とユーザー双方に、継続的にサービスを利用していただくために、開発すべき機能や改善するべきものが無数にあります。機能やサービスを単に作ればいいのではなく、リリースしたことによってお客様の体験価値がどう変化したかを、生産者やユーザーの声を聞きながらキャッチアップし続け、求められているものを正しく認識し最速で開発していく必要があります。そのためには、まだまだ多くの開発メンバーが必要です。
食べチョクは、誰もが毎日関わる「食」に関するサービスのためより自分ごととして捉えられる上、開発した結果や感想が直接生産者やユーザーから返ってくるため「プロダクトを通して業界や生活者に対してどう価値貢献していくのか」というところまで考えていきたいというエンジニアにぴったりな環境です。3.より多くの生産者と消費者にサービスを届ける必要があります。
消費者の健康意識の高まりにより、「生産者の顔が見える、安心安全で美味しい食材を食べたい」という方が増えている一方で、スーパーで目にする食材は、誰がどのように作った生産物なのか分からないことが多いのが現状です。魅力的な生産者がこだわりを込めて作った生産物が日本各地に数多く存在しますが、そのような生産物をごくわずかな人にしかまだ届けられていません。
より多くの方に、生産者のこだわりと思いが詰まった生産物を届けるために、まだまだ多くのメンバーが必要です。■エンジニア向け採用イベントのご案内
5月25日(水)19:00〜20:30に、YOUTRUST×ビビッドガーデン×マネーフォワード共同開催イベント『開発の「つらみ」大公開!ネクストフェーズに向けた組織・技術課題を開示します』を開催します。各社CTOやリードエンジニア、エンジニアリングマネージャーより、ネクストフェーズに向けて各社が抱えるエンジニア組織や技術課題についてお話ししますので、ご興味がある方はぜひご参加ください。
開催時間:2022年5月25日(水)19:00〜20:30
開催形式:オンライン
申し込みページ:https://moneyforward.connpass.com/event/245371/
※イベントの視聴をご希望の方は、当connpassイベントページにてお申し込みください。
※オンライン会場のURLは、イベント開催日にconnpass経由で連絡いたします。
食べチョクについて
⾷べチョクは、こだわり⽣産者から直接⾷材や花きを購⼊できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイト(※3)の中で認知度や利用率などの6つのNo.1を獲得しています。
野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花き類を取り扱っています。また好みに合う⽣産者を選んでくれる野菜定期便「⾷べチョクコンシェルジュ」や旬の果物が届く定期便「⾷べチョクフルーツセレクト」があり、定期的なお取り寄せができるのが特徴です。また、友達と分けあえる「共同購⼊」の機能や販売前に商品を取り置きできる予約機能などもあり、ライフスタイルに合わせた様々な買い⽅を提供しています。
ユーザー数は65万人、登録⽣産者数は7100軒を突破し、4.4万点を超えるこだわりの逸品が出品されています。
・URL:https://www.tabechoku.com/
・公式Twitter:https://twitter.com/tabechoku
・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/
(※3)産直通販サイト:生産者が消費者の自宅へ商品を直送することを特徴とする生産者特化型の通販サイト
ビビッドガーデンについて
代表者:代表取締役社長 秋元里奈
本社所在:東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル4F
設立日:2016年11月29日
事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できるオンライン直売所「食べチョク」の開発・運営
会社HP:https://vivid-garden.co.jp/