富士山と桜と五重塔という日本を代表する景観が国内外の観光客に人気の富士吉田市の新倉山浅間(あらくらやませんげん)公園の展望デッキが今月、5倍の広さに拡張され、リニューアルオープンした。日本と富士吉田市を代表する観光スポットで、アフター・コロナを見据えての混雑解消や観光客の安全・安心の確保につながると期待される。
同公園は富士急行線下吉田駅近くの新倉山に1959年に開園、地元の小さな公園だったが、雄大な富士山と五重塔(忠霊塔)、桜が同時に見られる公園としてネットなどで「日本の代表的風景」として広く海外にも紹介され、2019年には年間50万人を記録するなど訪れる観光客が激増している。市は観光客対策として15年度に五重塔の裏に展望デッキを設置したが、コロナ禍以前は、桜のシーズンには展望デッキに上るのに2~3時…