東京パラリンピックの聖火の採火が、12日県内でも行われました。
富士山で起こされた火など5つの火が集められ、山梨の聖火となって開会式で灯されます。
今月24日に開会式が行われる東京パラリンピックの聖火の県内での採火は、甲府市など5か所で行われました。
このうち甲府市の県福祉プラザでは、富士山で起こされた種火が点火棒に移され、ランタンに収められました。
この火は障害のある高校生・安藤春輝さんと高橋梢太さんが、10日に太陽光パネルを背負いながら富士山の8合目まで登り、その電気で充電した電子ライターを使って起こしたものです。
一方、道志村でも採火式が行われました。
道志村は日本で最もキャンプ場の多い村であることから、村内のキャンプ場からもらった種火から杉の丸太のトーチに火をつけました。
採火された県内5つの火は「共生の火」として、13日の採火式で一つの聖火にまとめられます。